灯台の名称の多くは、その岬や埼の地名に基づいている物が多い。有名なところでは、室戸岬灯台や犬吠埼灯台などがそうである。しかし、正式名称では地名由来の物でも、地元の人からは別名で慕われる灯台もある。青森県の白糠灯台は、地元では物見埼灯台と呼ばれ、日本一高い位置から投光する余部灯台は、御崎灯台と慕われている。


熊本県の灯台を巡ったときに、地元民でもないのに、勝手に名称を変えたくなった灯台、それが今回紹介する高浜灯台である。熊本県出身の知人に尋ねても、高浜灯台と言っても何処のことかわからなかったが、十三仏堂のある埼に立つ灯台と話すとわかっていただけた。まんざら、私が勝手に思い込んでいるだけではなく、知名度でも十三仏と言う名称の方が勝っているようである。
十三仏灯台と命名したいと思った高浜灯台は、熊本県天草の大江天主堂の北側の高浜町にある。埼と言うより峠であり、登り切ったところに公園が整備され、そこから海よりに少し下ったところに灯台が、そして十三仏堂がある。(詳細は私の灯台巡り記事を参照ください)灯台に近づくためには、断崖近くを通らなければならず、その高さに少し驚き、恐れつつも進んだが、道があるだけ助かった。狭い敷地であり、近くから見上げるよりも、この灯台は、離れて景観として楽しむべきかもしれない。公園から灯台を見下ろす形で眺めると、後方に天草灘が広がっており、私は、そちらを、『十三仏灯台』としてお薦めしたい。

















島勝灯台に着いたときには、上空にどんよりと雲が漂っていた。海を背景にして灯台を少し見下ろせる景観で、私個人はお気に入りのアングルなのであるが、これで背景が

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絵画「私の灯台巡り」